⬇︎Monthly vol. 2 ⬇︎

2016・  7

いよいよ当道場2大師範の激突の夏が始まった!

先攻は「短距離男道ミサイル(以下ミサイル)」7月28日に初日を迎える!

筆者は6月の21日に関係者の「顔合わせ&本読み」に招かれた。

 ミサイルの本読み?台本?澤野氏が台本を書いた?興味あるわあ。

というわけで当日、

やや遅刻して会場に着いた筆者(←遅刻すんな)、

これまで「手作り感満載」なミサイルの雰囲気とは違う

「ちゃんとした 」雰囲気に、その意気込みの大きさを実感した。

そして今回公演で制作を仕切るのは仙台演劇界のドン「S木 T」氏だ!

仙台演劇界においてS木氏にニラまれたら生存は難しいと言ってよいだろう。

あ、それなのに自分、遅刻...。道場は近く閉鎖に追い込まれるかもしれない。

だがそんな不安の中、いよいよ本読みが始まる際に、

S木氏は筆者に次のように優しく声をかけてくださった。

鈴木氏「済みません、石山さんの分の台本用意してなくて...」

筆者「だ、だ、大丈夫です。

 ミサイルさんには台本なしでいつも対応してましたから...」

 

すでにニラまれていたのか?はたまた遅刻確定時点で1部処分されたのか?

やはり道場は近く閉鎖か.....orz。

 

そんな筆者の杞憂とは関係なく、いよいよ本読みが始まった。

原作はチェコの作家カレル・チャペックの「R.U.R.」

ウィキにはこうある→舞台は未来のとある孤島。そこにはロボットの工場がある。ここで製造されたロボットたちは世界中に送られ、さまざまな労働に使われていた。人々はロボットによって便利な生活をしはじめていた。 演劇としては、工場内の一室のみで全編が進行する室内劇である。←以上ウィキより。

 

人工知能の様々な問題点が指摘される昨今、

取り上げる題材として申し分ない題材だ!

さすが若手演出家コンクール優秀賞受賞者だ!目のつけどころが違う!

(多分本当はロボットものがやりたかったダケかもだが...)

 

さて、当道場師範、澤野氏の書いたホンである。

不覚にも冒頭5分でついていけなくなってしまった!

やはり自分、道場閉鎖の危機感から抜け出せてないのか?

集中しろ!集中だ!

だが、どうにもついていけない。なぜだろう?

この感覚、覚えがあるぞ、そうだ、去年の対劇の時の冒頭の感覚だ!

「専門用語っぽいものが次々出てくる」「単語がわからん」「理屈多っ!」

ちなみに テレビ番組の構成編集を生業としてきた筆者にとって、

テレビ番組的には最も忌嫌われる構成と言わねばならない。

結果として「何言ってるかわからん」、

わからんから「つまらん」になってしまうのだ。

学校の「お勉強」と同じなのだ。

 

だが!しかし!そこは「ミサイル」だからきっと大丈夫なハズだ!

この苦しい時間を乗り切ればあとはバカバカしさ満載の、

「笑って笑って90分(ゲバゲバ)← オレいくつだ?」が待ち受けてるハズだ!

そう期待して本読みの続きを、

手元になぜかどういうわけか台本がないのでほとんど半目で聞き続けるのだが....

 

気づくと、自分は、その日頂いた今回の公演のバカ長のチラシを見て、

そこに載せられた過去公演の写真を目で追っていた。

(ああ、自分が最初にミサルの公演を見たのは3発目だったのか)

(どんつくサーガ、ありゃ酷かったなあ、何が何やらわからんかったなあ)

(そのあと見たのは イキ男だったなあ、相変わらずわけわからんけど、)

(イキ男はヒトさまに見せるものとして随分完成度が上がったなあ)

(それからリア王とF/Oか、F/Oは下北沢での方が好きだったなあ)

などつれづれと考えてしまっていた。

 というわけで、ほとんど内容は把握せずに終わってしまった(←アホですハイ)。

 

なんとなく思ったのは「マトモ」になってしまったなあ、

このまま舞台化したら「ミサイル」である必要がわからんなあ、

ということだった。まあ台本だけですが。

 

しかし、ミサイルの場合、本番の舞台を見んことには、何とも言えない!

と期待したいし、希望としては今後の演出で、

「澤野氏自身の台本を自身で完膚なきまでブチ壊してほしい」と思った。

 

今回の公演自体は仙台演劇界のドンが仕切っている限り、

大成功は間違いないと思う。目標集客数も達成するだろう。

素晴らしい役者陣の競演もあり、評判もきっとイイだろう。

 

しかし次回公演からお客さんが減る恐れもあると少々感じた。

特に初期作品を好んだお客さんがどう評価するかがカギだと思う。

その意味では澤野氏の「演出」に大いに期待したい!

 

どんな仕上がりになるのか、いろんな意味で

開演が非常に楽しみな「R.U.R.〜略〜」である。


後攻は「レディーバード」だ!8月5日に初日を迎える!

筆者はたまにレディーバードの会議に招かれる。

その際には結構言いたい放題言わせていただいている。

かなり「演劇界」的に非常識な放言もさせて頂いている。

半ば呆れられながらもいつも歓迎ムードを作ってくださっており、

門外漢にとってありがたい応対をしてもらっている。

その温かい雰囲気はやはり代表の箱崎氏の人柄によるところが大きい。

今回の作品はそんな箱崎氏の「美学」が込められた「名作」になる気がする。

 

台本を頂いて、個人的な印象では歴史上よく知った名前が並んでいるので、

非常にとっつきやすかった。しかもいわゆる「ストレートプレイ」の内容なので、ついていけない部分もなかった。今回は「笑い」よりも「泣き」のお芝居が

見所だろうと思う(もちろん「笑い」もある)。

10年のキャリアのレディーバードにおいて、想像でしかないのだが、

初期レディーバード作品のファンも満足できる作品になるのではないだろうか?

 

しかし、

筆者にはある懸念があった(←エラソー)!

舞台での演技も殺陣も初めてという元・アイドルの起用である。

演技巧者揃いのレディーバードにあって「浮く」のではないか?

殺陣巧者揃いのレディーバードの中で「存在感」出せるのか??

 

春にアイドル活動を卒業して、

「シンガー」として活動を始めた「紗也香」氏、

台本では「アサギ」役を演じることになっている。

「アサギ」は台本上そこそこ重要な位置づけに、

いや、これほとんど主役か? いや主役だろ? そうですよね?箱崎さん?

 

(大丈夫なのか?)

 

そんな一抹の不安を持ちつつ、

稽古場を訪れてみると.....

 

「え?」

「なんか、」

「凄くない?」

 

殺陣姿カッコエエやん!

しかも演技もエエやん!

(なぜか関西弁口調)

 

これはもちろん、紗也香氏の力量もさることながら、

殺陣の相手役をする役者陣の凄さでもあるわけで、

舞台上の本番が非常に楽しみになってしまったのでした。

 

だがしかし、

 

これはどの劇団でも共通の悩みだとは思うのだが、

悲しいかな「制作体制」が キビしい。

はたから見てもキビしい制作体制、安藤博士の数々の憤りもむべなるかな。

今回のミサイルを率いる、

ドン・S木氏率いるボクシーズの分厚い「制作体制」、

そしてその周りで盛り上がる仙台学生演劇界の面々。

あれをまざまざと見せられた筆者には「判官贔屓」の心情を隠しえないのである。加えて公演がカブってることによる打撃はいかばかりか.....orz。

 

いかほどの力添えになるか、わかりませぬが、

当道場第一師範「レディーバード」どのを、

PR面で、しかもウェブ上でしかあらねど、助太刀いたしくござ候。

なんか変になってしまった..

 

1つ、

確実に言えることは、多分おそらくきっと(←オイ)、

今、仙台において個人的美学を物語化し、そして、

仙台においてオリジナル脚本で観客を泣かせることができる

唯一の劇団だと思う。たとえアナタが泣かなくとも、

会場の客席において泣いている観客を必ず見ることになるだろう。

 

そしておそらく、

今回ほどの美しい殺陣姿は

そうそう見られないだろう。

 

 

こちらもいろんな意味で必見の舞台である!



先行は7月28日(木)の短距離男道ミサイル!

劇団 短距離男道ミサイル18発目 裸の古典シリーズ#2「R.U.R.~Life, only life is only naked rules-生命が、ただ、生命だけが裸です-~」原作:カレル・チャペック「Rossum's Universal Robots」脚本・総合演出:澤野正樹 結成五年を迎え撃つ愛と鋼鉄と裸の黙示録 !!!!!! 特設仮設劇場と豪華キャスト陣で放たれる短距離男道ミサイル版「R.U.R.」完結編 !
出演|今仲ひろし(兵庫県立ピッコロ劇団) 加藤隆 小濱昭博 西塔亜利夫 佐藤立樹 武長慧介 茅根利安(ココロノキンセンアワー)本田椋 松浦良樹 三澤一弥 山川勇気 山澤和幸 &スペシャルゲスト
日程|2016年7月28日(木)~8月7日(日):7月28日(木) 19:00:7月29日(金) 19:00:7月30日(土) 13:00 / 19:00:7月31日(日) 13:00:8月04日(木) 19:00:8月05日(金) 13:00:8月06日(土) 13:00 / 19:00:8月07日(日) 13:00/会場|ハトの家 イベント倉庫 特設仮設劇場
チケット料金|(日時指定・税込)□VIP:5,555円(各回席数限定、Livepocketでのみ取扱)①VIP席(特製ソファ席)②VIPライセンス(デザインチケット、リピート半額、各ブース割引、ミニシアター無料、etc)③「R.U.R.」公演パンフ④オリジナル限定ステッカー⑤ワンドリンク⑥短距離男道ミサイルLINEスタンプ プレゼント □一般:3,500円 □学生:2,500円(当日受付にて学生証呈示) □高校生以下:1,000円(当日受付にて学生証呈示)■鉄は熱いうちに打て割(前半割):7月の5ステージは各500円引(VIP以外に適用) ■団体割:10名様以上で団体割引承ります。詳しくはお問い合わせください。(VIP以外に適用)プレイガイド|□劇団先行予約:2016年5月28日(土)〜6月5日(日)・「R.U.R.」特設ホームページにて


8月5日からはレディーバード !

劇団 レディーバードシアターカンパニー 「露と消えても〜幕末刃風伝~」脚本・演出:箱崎 貴司 結成十年を越えますます意気盛んなレディーバードがお家芸とも言える「殺陣シーン」を引っさげて舞台に帰ってくる。史実無根!事実無根!根拠ゼロの幕末ロマン!幕末の志士たちが命をかけて走った淡雪のような物語。出演|箱崎 貴司 木曽寛子 伊藤直行 千葉清美 増田淳 村越勇一 佐藤未来 野々下孝(仙台シアターラボ) なかじょうのぶ(劇団3カ年計画) 鈴木晃司(客演) 沙也香(客演) 菊田由美(劇団無国籍)
日程|2016年8月5日(金)~8月7日(日):会場|宮城野区文化センター・パトナシアター チケット料金|□一般前売:2,500円 一般当日:3,000円 □学生前売:1,500円(当日受付にて学生証呈示)学生当日:2,000円 □中・高校生:1,000円(当日受付にて学生証呈示)小学生以下 無料 全席自由  ■ 制作・協力・応援団体:A Ladybird Theater Company  せんだい演劇工房10-Box (有)おむらいすファクトリー 仙台演劇エンタメ道場! 仙台演劇カレンダー スカイモーションピクチャーズ テアトルアカデミー 専門学校デジタルアーツ仙台 チケット販売予約開始5月15日 劇団ホームページ → 取り置き予約  または→チケットぴあ にて!

ロボットと剣士の熱い夏だ!

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