⬇︎2016/08/18⬇︎

2016・ 8

レディーバードの新たな代表作が誕生した。

レディーバード史上最多キャスト(含アンサンブル)で演じられた「露と消えても」。

お得意芸とも言える「殺陣シーン」を満喫できる見応え充分な舞台となった。

筆者がレディーバードの舞台を最初に観たのは「Another」であり「Faith」の再演であった。どちらにも殺陣シーンがありいわゆる「カッコイイ」舞台であった。その後「もみじ村の風」「爆裂山先生の水墨画」といったハートウォーミングな内容の舞台が続いた。特に「爆裂山先生の水墨画」は1年間「動画芝居」と称してネット上だけでショートムービー配信という「無謀?」「冒険?」ともいえる試みのあとの本公演であった。作品自体の出来も評判も決して悪くないと思うのだが、集客の点で予想を下回ったことは否めなかった。

爆裂山先生の水墨画
爆裂山先生の水墨画

そして今回の「露と消えても」である。「Another」や「Faith」で彼らのファンになったお客さんには待ちに待った「活劇作品」だったと思う。さらにレディーバードはある意味大胆なキャスティングを行なった。

舞台上の「演技」も「殺陣」も未経験のシンガー「紗也香」をほぼ主役のメインキャストに据えた。そして客演陣には「爆裂山先生〜」の舞台で強烈な印象を残した「野々下孝」氏と「菊田由美」氏を再度迎えた。

そしてこれが見事に「成功」であり「正解」でもあった。

「紗也香」氏はとても初めてとは思えない演技と殺陣を披露してくれたし、元アイドルが放つ「華」も存分に見せつけてもくれた。「野々下」氏も実は初めての「殺陣」だったということだが、さすがに演技巧者だけあり見事に観客を魅了してくれた。私個人的には「菊田」氏とのコンビ的やりとりが大好物だったりもするので、あのコンビまた見たいです、ハイ。

全編を通して感じたことの1つに「しっかりとした稽古」がなされているなあ、というものがあり、その修練が「完成度の高いエンターテイメント」として結実して観客に提示されている。そしてそれはアンサンブルキャストにも行き渡っているように感じた。まあみんな木刀振り回してるわけで気を抜いたら大惨事になってしまうわけでそこらへんは「しっかり」が当然かもしれないが

それでも「いいもん見たな」と思わされるのである。

ネット上だけでショートムービー配信という「変化球」のあとの「ある意味」で「ド直球」な内容で「大胆な配役」と「充分に稽古された舞台」で挑んだ「本公演」は短い公演期間中の評判も相まって、レディーバードはじまって以来の「大入り」となった。


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