旧サイト「仙台演劇エンタメ道場」の記事を含んだ過去記事です↓↓↓


⬇︎2016/08/18⬇︎

2016・ 8

レディーバードの新たな代表作が誕生した。

レディーバード史上最多キャスト(含アンサンブル)で演じられた「露と消えても」。

お得意芸とも言える「殺陣シーン」を満喫できる見応え充分な舞台となった。

筆者がレディーバードの舞台を最初に観たのは「Another」であり「Faith」の再演であった。どちらにも殺陣シーンがありいわゆる「カッコイイ」舞台であった。その後「もみじ村の風」「爆裂山先生の水墨画」といったハートウォーミングな内容の舞台が続いた。特に「爆裂山先生の水墨画」は1年間「動画芝居」と称してネット上だけでショートムービー配信という「無謀?」「冒険?」ともいえる試みのあとの本公演であった。作品自体の出来も評判も決して悪くないと思うのだが、集客の点で予想を下回ったことは否めなかった。

爆裂山先生の水墨画
爆裂山先生の水墨画
続きを読む 0 コメント

⬇︎2016/07/08⬇︎

2016・  7

筆者はたまにレディーバードの会議に招かれる。

その際には結構言いたい放題言わせていただいている。

かなり「演劇界」的に非常識な放言もさせて頂いている。

半ば呆れられながらもいつも歓迎ムードを作ってくださっており、

門外漢にとってありがたい応対をしてもらっている。

その温かい雰囲気はやはり代表の箱崎氏の人柄によるところが大きい。

今回の作品はそんな箱崎氏の「美学」が込められた「名作」になる気がする。

 

台本を頂いて、個人的な印象では歴史上よく知った名前が並んでいるので、

非常にとっつきやすかった。しかもいわゆる「ストレートプレイ」の内容なので、ついていけない部分もなかった。今回は「笑い」よりも「泣き」のお芝居が

見所だろうと思う(もちろん「笑い」もある)。

10年のキャリアのレディーバードにおいて、想像でしかないのだが、

初期レディーバード作品のファンも満足できる作品になるのではないだろうか?

 

しかし、

筆者にはある懸念があった(←エラソー)!

舞台での演技も殺陣も初めてという元・アイドルの起用である。

演技巧者揃いのレディーバードにあって「浮く」のではないか?

殺陣巧者揃いのレディーバードの中で「存在感」出せるのか??

 

春にアイドル活動を卒業して、

「シンガー」として活動を始めた「紗也香」氏、

台本では「アサギ」役を演じることになっている。

「アサギ」は台本上そこそこ重要な位置づけに、

いや、これほとんど主役か? いや主役だろ? そうですよね?箱崎さん?

 

(大丈夫なのか?)

 

そんな一抹の不安を持ちつつ、

稽古場を訪れてみると.....

 

「え?」

「なんか、」

「凄くない?」

 

殺陣姿カッコエエやん!

しかも演技もエエやん!

 

これはもちろん、紗也香氏の力量もさることながら、

殺陣の相手役をする役者陣の凄さでもあるわけで、

舞台上の本番が非常に楽しみになってしまったのでした。

 

 

確実に言えることは、多分おそらくきっと、

今、仙台において個人的美学を物語化し、そして、

仙台においてオリジナル脚本で観客を泣かせることができる

唯一の劇団だと思う。たとえアナタが泣かなくとも、

会場の客席において泣いている観客を必ず見ることになるだろう。

 

そしておそらく、

今回ほどの美しい殺陣姿は

そうそう見られないだろう。



続きを読む 0 コメント